青島 靖5/31のパンスターズ彗星

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天気予報は微妙でしたが、星とは無縁の2週間の海外出張直後だったこともあり、仕事を5時で終わらせ、ダメモトで能登へ。結果的に予報は良い方にハズれ、苦労は報われた。既に10mv近くまで光度を落としているはずの彗星は、長大なアンチテイルを伸ばした、驚くべき姿に変貌していた。4/14や5/12に撮った画像から、西側に非常に淡いダストテイルが相当長く伸びている印象を持ったが、それが裏付けられた形だ。当夜は下方通過のカシオペアもはっきり見えて基本的な透明度は良かったが、北天には微妙な薄雲がモヤモヤしており、比較的影響の小さいコマを選んだが、アンチテイル先端部分の描写は不十分である。それでも北極星は越えていると思う。今回もEF135mmF2のノートリミング画像です。

#14523
2013年5月31日 21時18分43秒 露出 30秒
キヤノンEOS KissX4(ISO1600)、EF135mmF2(開放)、ケンコーSkyMemoRによるガイド撮影
石川県珠洲市
望遠鏡:キヤノン EF135mmF2L
カメラ:キヤノン EOS KissX4
135mm
DPP+PhotoshopCS5(同夜21:18:43~26:02 に撮影した13枚の画像(各30s露光)をDPPでRAW現像後、Photoshopでコンポジットし、トーンカーブ調整と投稿用リサイズ(5177x3450→1999x1332))。画面下辺のミラーボックスケラレをレイヤーマスクで補正。